ロッキンバードはむせび泣く

音楽を中心として好きな物について語っていきます。

アイ・フィール・ファイン 革新的ギターサウンドの魅力

中学生の頃からロックを聴いてきた中で、幾多の名曲や伝説的なリフを聴いてきておりますが、この曲ほど革新性に満ちたサウンドはあまり無いのではないでしょうか。

 

イントロの「フィードバック」もそうですし、いわゆる「リフ」という概念も一般化したのもこの曲と一部で言われておりますが、それも言い過ぎではないかと思います。

 

 

まず「フィードバック」という、そもそもノイズとしてしか捉えられていなかった物を

サウンドの一つとして昇華させた事は、後の音楽シーンに多大な影響を与えている事は

間違いありません。

 

ネット等で言われているこの曲のフィードバックは、まずベースでAの音を出し、その後でジョンのギブソンJ160Eで5弦開放弦を鳴らし、アンプに対して正面にギターを置いてフィードバックを出しているとの事。

 

このように実際に再現した事もすごいですが、これをレコーディングに採用した事自体が彼らの類まれなる音楽的センスを感じてしまう所ですね。

 

さてリフに関していえば、この曲は1961年に発売されているボビー・パーカーの「ウォッチ・ユア・ステップ」という曲をモチーフにしたと言われております。

 


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確かに、リフ、リズムともにそっくりですので恐らくこの曲から影響を受けた事は間違い無いでしょう。

そしてこの曲自体もレイチャールズの「ホワッド・アイ・セイ」に影響を受けて作られたと言われている為「リフ」とう物自体は黒人ブルースが発祥である事は間違いありません。

 


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ただ、いわゆる白人のアイドルグループであるビートルズが、自身の曲でこれらをとりいれた事による音楽的は影響は計り知れず、エポックメイキング的な出来事という事は間違ってはいないでしょう。

同時期に出てきたキンクスストーンズらとともにお互い影響を請け合いながら、いわゆるブリティッシュ・インヴェイジョンとして世界を席巻していった訳です。

 

 

 

さてそんなアイフィールファインを今回演ってみました。

この曲で何が難しかったかってまさにジョンのリフです。

 

 

とにかく指が届かない(笑)

 

 

レコーディング技術を駆使し、何とかそれっぽくなっていますが、実際には

全然弾けてません・・・。

ギターのサイズなどもあるかも知れませんが、何気にジョンのギタープレイは難しいとここでも言える訳です・・・。

 


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フィードバックなども再現したつもりです・・・。

まあ、温かい目で見てやってください・・・。

 

 

ではまた。