ロッキンバードはむせび泣く

音楽を中心として好きな物について語っていきます。

ソロになってからのジョンレノン

皆さんお元気ですか?

 

今回はジョン・レノンのソロ活動について語っていきたいと思います。

 

まず最初に今回の話は、あくまで私個人としての主観的な意見である事をご了承下さいね。

 

ソロ活動のジョンレノンの印象としてはオノ・ヨーコの存在は欠かせないと思います。音楽づくりにも多分に彼女からの影響や、彼女の存在感を感じざるを得ません。

それに対する是非は皆さんの中にもきっとあるのでは無いでしょうか。

ビートルズ大ファンである私もそこに一つのわだかまりのような物を感じております。(感じておりました。の方が良いですね。)

 

特に解散したての70年前半の楽曲は、痛々しいまでに内省的な曲が多く聴いているこちらが辛いと感じる曲も多く、又、ビートルズ時代のジョンのぶっ飛んだ才能を期待しているだけに、その頃の曲に物足りなさを感じている方も多いのでは無いでしょうか。

 

そして、ラブ&ピースという当時の世情を表すどこか都合の良い掛け声にも、いささか首をかしげてしまう向きもあると想像します。

 

中には実際「ジョンの才能は枯渇してしまった。」と考える人も多かったのではなでしょうか。

 

しかし、実は結構私はジョンのソロ時代の曲好きなんですよね(笑)

 

「ラブ」や「オー・ヨーコ!」なんかはすごくいい曲だと思いますし、「マインドゲームス」なども隠れた名曲だと思います。

 

そして特に大好きなのはアルバム「ダブル・ファンタジーです。

私的には過小評価されているんじゃないかなあと思っています。

「スターティング・オーバー」「ウーマン」などは、80年代という新しい時代を表すにふさわしい曲なのではないかと思っています。

そして、「ウォッチング・ザ・ホイールズ

ここに書かれている歌詞が、当時のジョンの心境を良く表しているのではないかと思います。

 

I’m just sitting here watching the wheels go round and round

(僕はここに座って 車輪がぐるぐる回るのを眺めている)

Ⅰreally love to watch them roll

(それを回るのを見ているのが好きなんだ)

No longer riding on the merry-go-round

(僕はもうメリーゴーランドには乗らないよ)

Ⅰjust had to let it go

(勝手に回らせておけばいい)   (平田良子訳)

 

1973年に一度オノヨーコと別居し、その後再びよりを戻して1975年にショーン・レノンが生まれました。

 

ショーンの誕生から約5年間、いわゆる「主夫」として育児に専念します。

そういった生活の中でジョンは今まで経験してきた事の無い「幸せ」や「感動」を味わい、ロックスター以外の生き方の素晴らしさを経験したのだと思います。

そして5年を経て再び音楽活動を再開し、「ダブル・ファンタジー」を制作しました。しかしそこにはかつての、チャートを意識した曲作りではなく、素直に、シンプルに曲作りをしたのだと思います。そこにはショーン、オノヨーコの存在がとても大きかったのだと思います。

そしてやはりジョンの才能は枯渇なんてしていなかったのです。

 という事で、「やっぱジョンはすごいや」って感じで締めたいと思います(笑)

 

本当はその後も、もっともっと良い曲を作って欲しかったですけどね・・・。

 

またまた私がカバーした動画を貼っておきます。


www.youtube.com

 

ではまた!