ポールマッカートニーの凄さを語ろう②
皆さんこんにちは。
今日は前回に引き続きポールマッカートニーの凄さについて語りたいと思います。
正直ここでは全てを語り尽くす事は出来ませんが、ごく一部の、あくまで私の主観と言う事で何卒ご了承下さい。
今回改めてポールの凄さを再考している訳ですが、まあ彼はホントに化け物ですね。
世間の人がどれほどそれを認識しているかといったら甚だ疑問ですが・・・。
さて今日はポールのどの点にフューチャーしていくかと言いますと、作曲家としてのポールの凄さです。
私は音楽理論はあまり得意ではありませんので感じるままの事を語っていきますのでご了承下さい。
よく初期のビートルズはジョンレノンがリーダー音楽的にもポールやジョージはその後を追っかけていたと言われますが、(ある意味確かにその通りだと思います。)
ジョンはポールの凄さ(あるいは怖さ)を認識していたのは言うまでもありません。
しかしよくよく考えてみると、デビュー前からのライブレパートリーである「アイソーハースタンディングゼア」はビートルズの初期名曲ですが、これはポールの曲なんですよね。
今聴いてもただのロックンロールに飽き足らない、ビートルズの非凡さを感じる名曲ですよね。
特にこの曲はキーがE7だと思いますが、サビの部分でE7‐A7‐Ⅽと、Ⅽに行く部分が何とも言えずかっこいい!!ここがビートルズの他のバンドとは違う所だと思います。
そんな曲をデビュー前から作っていたポールってすげえと言わざるを得ません。
そしてそんなポールですが、中期以降の作曲に関してはもはや言うまでもないでしょう。
「イエスタデイ」により、ビートルズを一介のロックバンドから、アーティストへと昇華させたのもポールですし、アルバム「サージェントペパーズ・・」や「マジカルミステリーツアー」ではコンセプトアルバムとして数々の名曲を残し、あの60年代後半の混沌としたサイケムーブメントの中心としてポールは存在しておりました。
又、アルバム「ホワイトアルバム」では「アイウィル」のような抒情的で美しい曲を作ったかと思えば、「へルタースケルター」のような後のハードロックにも通ずるいかれたロックも作ってしまう。
そして後期に至っては、「レットイットビー」や「ヘイジュード」といった、何十年と歌い継がれるような名曲を生み出しています。
ホント数え上げればきりがない!!
確かに好みが分かれる点もあるかと思いますが、ポールの作曲能力は天才と言わざるを得ませんね。
そして改めて思うのは曲のジャンルの幅広さが半端ないっ。
こんなポピュラーミュージックの作曲家はポール以外にいないと断言できます。
ロック、ブルース、カントリー、バラード、ワールドミュージック的な物なんでも作ってしまう恐ろしい才能です。
そしてそれらがすべてかっこいい!!
今回記事を書くにあたり改めてポールの曲を振り返りましたが
「ポール半端ねえ」
ちょっと古いですが、この言葉がぴったりだと思います。
ホント皆さんこの事にどれだけ気付いてますかね?
ポール自身が何となくお高くとまっていないコケティッシュな感じがあるから
今では何となく陽気で気さくなおじいちゃんみたいになっていますしね・・・。
まあ、今日はこの辺ししておきましょう。
とにかく語りつくせないですね。
では、又私のカバーを載せさせて頂きます。
まさにポール作品のジャンルの奥深さを示すカントリーナンバーの
「アイブジャストシーンアフェイス」(邦題:夢の人)です。
ではまた!!