ロッキンバードはむせび泣く

音楽を中心として好きな物について語っていきます。

聴かず嫌いの名曲選♯4 クラウデッド・ハウス ドント・ドリーム・イッツ・オーバー

アップルミュージックを始めてからというもの、あまり自分が聴かない音楽も耳にすることが多くなりました。

 

サブスクには一部賛否両論があるかも知れませんが、以前のようにお金をつぎ込まなければ中々多くの曲を聴くことができなかった時代に比べると、私はとてもありがたいと思っております。

 

そんな中、サブスクでAIが選曲した曲を聴いては、今まで聴いてなかったけど世の中にはこんな良い曲があったんだと勝手に感じた事を「聴かず嫌いの名曲選」とうシリーズで記事を書き始めた訳です。

kensomusic.hatenablog.com

 

知っている人にとっては何を今更というような曲かも知れませんが、無知の私の個人的な感動をしたためた備忘録程度に思って頂けたら幸いです・・・。

 

 

 

さて、今回の曲はクラウデッド・ハウス「ドント・ドリーム・イッツ・オーバー」

です。

 


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彼らは80年代~90年代に活動したオーストラリアのロックバンドで、1986年にリリースされたこの曲は、ビルボード最高位2位と大ヒットとなった曲です。

 

 

恥ずかしながら、私はこの曲も彼らの存在すらも知りませんでしたが、オープニングのコーラスの効いたカッティングで耳を奪われ、ニール・フィンの切ない歌声にすっかり聴きいってしまった次第です。

そしてサビも印象的なフレーズで、すぐに聴くものを惹きつける甘く切ない旋律です。

 

この曲最初は楽曲・メロディに心を奪われていたのですが、歌詞の和訳を見た時は思わずハッとしました。

なぜなら私にはまさに今の時代を歌っているように思えたからです・・・。

 

むしろこの曲の本質は歌詞にあります。

 

 

 内に自由があり 外に自由がある
 紙コップで豪雨を受け止めてごらん
 行く手には闘い 闘いには敗北も
 でも 君が僕と歩むうちは
 道が終わることはない

 さあ 寝ぼけるな
 終わっちゃいないさ
 ほら 目を覚ませ
 現実に目をやれば
 彼らが来る やって来る
 僕らの間に壁を築こうと
 そんなことさせないさ

 

 車を引いて進む僕 屋根には穴も
 先が思いやられるけどまだ分からないさ
 今日の新聞には戦争や荒んだ話
 でも 君はテレビ欄をめくる

 さあ 寝ぼけるな
 終わっちゃいないさ
 ほら 目を覚ませ
 現実に目をやれば
 彼らが来る やって来る
 僕らの間に壁を築こうと
 そんなことさせないさ

 

 ドラムのビートに合わせて僕はまた歩き出す
 君の心の扉まであと何歩だろうか
 目の前の夕闇にうっすら屋根が浮かぶ
 自由と解放がどんなものか知るんだ

 さあ 寝ぼけるな
 終わっちゃいないさ
 ほら 目を覚ませ
 現実に目をやれば
 彼らが来る やって来る
 僕らの間に壁を築こうと
 そんなことさせないさ

 

 彼らに負けるな
 (さあ ほら さあ ほら)
 さあ ほら
 彼らに負けるな
 (彼らが来る やって来る)
 彼らに負けるな
 (さあ ほら さあ ほら)

 

 

 

気が付けば、混沌とした時代の真っただ中に立たされている我々にとって、

今一度この曲の意味を思い返す時がきているのかも知れません・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ではまた。