ロッキンバードはむせび泣く

音楽を中心として好きな物について語っていきます。

年の瀬に聴きたい音楽

 

早いもので、2021年も残すところあと3日となりました。

 

皆さんにとって今年はどんな1年だったでしょうか。

 

嬉しかった事、悲しかった事、辛かった事、色々あったと思います。でも全部含めて良い一年だったと言えたらいいですね。

 

 

 

 

もう何十年も前になりますが、年末の深夜に「僕たちの懐かしのメロディ」と言う番組が放映されていたのを覚えてる方はいるでしょうか。

 

細かい部分は忘れてしまいましたが、その年ごとに流行った音楽が流れて、その年に起こった出来事や、流行った物などが映像として流れるというシンプルな内容だったと思います。

 

ただ、シンプルな内容だけに、淡々とつづられる映像と音楽に当時見入ってしまった事を記憶しています。

 

世情と音楽はリンクして人びとの心に残るもので、特に感情を揺さぶる出来事があった時は尚更です。

だから、おそらく当時この番組に見入ってしまったのだと思います。

 

 

 

今年はオリンピックもありましたが、全体的には暗く、悲しい事が多かったのかなと思います。ここでは一つ一つあげませんが、それこそ、数え上げればキリがないほどです。

そして、もう長い年月生きてきましたが、年々世の中は悪い方向に向かっているのではないかと思ってしまいます。

少なくとも、私が小さかった頃や若かった頃と比べて。

 

 

 

 

今私が年の瀬に聴きたくなるのはこの曲です。

 

 

 

 

 

 

 

時代

中島みゆき

 

今はこんなに悲しくて

涙も枯れ果てて もう二度と笑顔には

なれそうもないけど

 

そんな時代もあったねと

いつか話せる日がくるわ

あんな時代もあったねと

きっと笑って話せるわ

だから今日はくよくよしないで

今日の風に吹かれましょう

 

まわるまわるよ時代はまわる

喜び悲しみ繰り返し

今日は別れた恋人達も生まれ変わって

巡り合うよ

 

旅を続ける人びとは

いつか故郷に出会う日を

たとえ今夜は倒れても

きっと信じてドアを出る

たとえ今日は果てしもなく

冷たい雨が降っていても

 

めぐるめぐるよ時代はめぐる

別れと出会いを繰り返し

今日は倒れた旅人達も

生まれ変わって歩きだすよ

 

まわるまわるよ時代はまわる

別れと出会いを繰り返し

今日は倒れた旅人達も

生まれ変わって歩きだすよ

 今日は倒れた旅人達も

生まれ変わって歩きだすよ

 

 

 

 

ありきたりの選曲かも知れませんが、この曲にはそれこそ時代に左右されない普遍的的な魅力があります。

 

 

こんな時代だからこそ聴きたい一曲です。

 

 

 

 

では皆さん良いお年を。

 

 

アビーロード再考

 

中学2年の時初めてビートルズを知り、

そんなにビートルズを聴き込んでいない中で、出会ったアルバムがアビーロードでした。

 

 

まだまだ若年の耳にはおおよそむずかしいと感じて、(当初は抱きしめたいやハードデイズナイトをよく聴いていた!) ビートルズにもこんなアルバムがあるんだと、いささか残念に思った記憶が残っています。

 

数年の時が経ち、気がついてみたら私の中でアビーロードはベストアルバムの一つになっており、特に、サムシングやヒアカムズザサン、又エンディングまでのメドレーは圧巻で、好きなアルバムとなってはおりました。

 

そして今回改めてアビーロードを聴いて、

そのとてつもないクオリティに驚きました。

 

なんといっても出だしのカムトゥギャザーでやられました。

 

ドラムフィル、パーカッション、ベース、ギター、そしてあの特徴的なボーカル。

全てが絶妙に絡み合い、怪しい雰囲気を醸し出しています。

又ただ怪しいだけではなくパワーコードでリズムを刻むギターからはしっかりとした王道のロックも感じさせます。

正直、アビーロードでのジョンの印象は低いと思ってましたが、この曲で十分だと思いました。

 

そして、4曲目のオーダーリン。

 

まさにポールの才能が炸裂している化け物曲だと思いますね。

この曲はビートルズにしては珍しく、12/8拍子のソウルフルなナンバーで、全体的に熱情的なサウンドになっております。

そしてなんといってもサビのボーカルが圧巻です。

全ての思いを出し切っているような叫びで、ヘルタースケルターなどとは違うポールの新たな境地へと昇華させたのではないかと感じます。

 

 

そしてレコードで言うところのB面へと続き、

ジョージの叙情的なヒアカムズザサンや、コーラスが絶品のビコーズやサンキング、怒涛のメドレー、エンディングになるのですが、一瞬たりともダレる部分がなく最初から最後まで聴き通してしまう、

そんなアルバムだと改めて感じました。

こんなアルバムは中々ないだろうと思います。

 

 

 

アビーロードが発売されたのは1969年。

この年に発売されたのはレッドツェッペリンのレッドツェッペリンⅠや、キングクリムゾンのクリムゾンキングの宮殿、ザ・フーのトミーといった後のロック界を牽引する名盤が発売された年でもあります。

 

この年にロックは大きく地殻変動した訳ですが、皮肉にもアビーロードを最後にビートルズの活動は終焉しました。

 

 

 

しかし、それはある意味このアルバムは、ビートルズが最初から最後まで当時のロック界の頂点だった事を意味する象徴的なアルバムだったのではないでしょうか。

後にも先にもこれを超えるアルバムは無いと勝手に思っています。

 

 

 

聴き終わったあとそんな事を感じました。

 

 

 

 

ではまた。

 

 

 

はてなブログ10周年特別お題から「好きなグループ(洋楽)10選」

はてなブログ10周年特別お題「好きな◯◯10選

 

 

今まで改まって列挙することがなかったので、今回はシンプルに好きなグループ(洋楽)の10選を列挙していきたいと思います。

その時の気持ちの状態によっても日々変わってしまうと思いますが、

自分の現時点でのランキング形式でいきたいと思います。

 

来月には順位変わっているかもしれませんが…。

 

では、早速。

 

10位:ドゥービーブラザーズ

言わずと知れたウェストコーストロックの代表ですが、私はイーグルスももちろん好きですが、ドゥービーが特に好きですね。ツインドラムの力強さ、骨太ロック感がたまらないです。

 

 

9位:キングクリムゾン

プログレッシブロックといえば、ピンクフロイドかクリムゾンという事になるかと思いますが、単純にロバートフリップの学者のような佇まいと、あのギターが大好きです。

特に、「RED」がいいですね。あの迷路に迷い込んだような感じ?は、ならではですよね。

 

 

8位:ジミヘンドリクスアンドザエクスペリエンス

多くを語る必要は無いでしょう。

ジミヘンに関しては別途じっくり語りたいと思いますが、バンドという事でこの順位とさせて頂きました。

ジミヘンの細かい部分はさておき、「パープルヘイズ」や「ヘイジョー」などを若いころによくコピーしたので、あえて好きなバンドにランクインさせて頂きました。

 

 

7位:サイモンアンドガーファンクル

なにせ名曲ぞろいですよね。バンドサウンドでは無いですが、ギターとボーカルだけで

ものすごい世界を作り出します。

又「明日にかける橋」のような、壮大なテーマ・サウンドを作れる所もすごいと思います。

 

 

6位:ローリングストーン

正直ストーンズの良さが理解できるまで長い年月を要しました(笑)。

今ではあのカッコよさは唯一無二であると思えます。

特に70年代のミックテイラー在籍時が一番すきですね。

 

 

5位:オアシス

やっぱカッコいいですよね。

なんやかんや言われがちですが、ノエルのサウンド、リアムのボーカルはかっこいいですよ。

実際かなりの影響力を持っていたと思いますし・・。90年代~2000年代初頭の日本のポップミュージックのサウンドは相当影響受けていると今でも思います。

 

4位:クリーム

僕は高校生の頃、クリームにハマりました。

有名なのは「クロスロード」のクラプトンのギターとジャックブルースのリードベースですよね。私もギターもベースもコピーしまくりました。(ベースはいまだに弾けませんが・・・。)

クリームは後々に与えた影響もすごいですよね。ライブでの即興演奏とか、ドラムソロとか後のハードロックのフォーマットのような役割を果たしたと思います。

クラプトンはほとんどペンタトニックなのにソロがあれだけかっこいいのも特筆すべきだと思います。

クラプトンはクリーム時代が一番好きですね。

 

 

3位:レッドツェッペリン

世界的な人気に対して、日本ではなぜかそこまで知られていないのではと思うのは私だけでしょうか。

後にも先にも、世界最強のバンドは?と聞かれたら間違いなくツェッペリンと答えるでしょう。

ロバートプラントのボーカル、ジョンジーの安定したベース、ジミーペイジのヘタウマギターと作曲能力、そして、ボンゾのとてつもないドラム。どれをとっても最強です。

そしてツェッペリンの曲って何度聴いても飽きないんですよね。そこがすごい。

何十年も飽きずに聴いていられるバンドは数少ないと思います。

 

 

2位:ニルヴァーナ

このバンドのすごい所は80年代の商業主義的ロックシーンをたった一枚のアルバムで世界をひっくり返した所にあると思います。

おそらく世の中が彼らを必要としていたんでしょうね。

カートの死によって短い活動期間となってしまいましたが、その音楽は永遠に聴き継がれていく事だと思います。

 

 

 

 

1位:ビートルズ

 

 

 

 

 

 

以上です!

改めてこうして列挙していくとあのバンドもいいよな、どっちにしようかなと思うのも

楽しいですね。

あくまで個人的主観ですが、皆さんどう思いましたか?

 

ではまた!

 

愛すべきギャラガー兄弟について

世の中には幾多の有名人兄弟がいるかと思いますが、この兄弟ほど世界中に話題を振りまいた兄弟はいないのではないでしょうか。

 

 

 

そう、みんな大好きギャラガー兄弟です。

 

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世界的ロックバンド「オアシス」の共にフロントマンであり、屋台骨である2人はそれぞれの強烈な個性の元、一方はボーカリスト、一方はギタリスト兼サウンドメーカーとして90年代以後の音楽シーンを牽引してきました。

 

90年代といえば私にとってはちょうどど真ん中の時代でしたね。

 

当時から 60年代、70年代の音楽性やファッションが好きだった事もあいまって、

ついに自分の感性と近い時代が戻って来たぜ!

と勝手ながら思っていたのをよく覚えています。

 

そんな中90年代中盤からのミュージックシーンを牽引してきた代表の一つがオアシスです。

 

キャッチーで親しみやすいメロディとふてぶてしく絞り出すような歌い方が特徴のボーカルが繰り出すサウンドは、当時センセーションを巻き起こし、一時代を築きました。

 

そしてそれと同時に世の中の話題をさらったのは、やはりギャラガー兄弟の言動や振る舞いですね。

数え切れない程の数々のエピソードは今も語り草になっています。

ここでは細かい話は割愛しますが、当時は

「まさにこれがロックだぜ!」と私もその一挙手一投足に興奮していたものです。

 

しかし、最近YouTubeなどで彼らの様々な映像などを見返して思う事は、

結局二人ともなんだかんだ言って優しいよな・・という事です。

 

口では散々暴言を吐きながら、仲良く一緒に写真を撮っていたり、文句は散々言うけど結局従っていたり、

「結局優しいじゃん!」 って事がホント多いんですよ。

 

 

これって何かに似てるなあ って考えてみたら、

思うに 浅草芸人に似てる気がするんですよね。。

 

 

「テメーバカヤロー、しっかりやれよ。」とか

「バカヤロー、このヤロー、飯食うか?」みたいな・・・。

口は悪いけど結局優しいっていう・・・。

 

 

だからファンもそういう部分がわかっていて、憎めないし、今尚愛され続けているのでしょうね。

 

 

音楽的な部分からはちょっと脱線してしまいましたがそれも含めてオアシスの魅力だと思っています。

ギャラガー兄弟はツンデレだという事で。。

 

 

 

 

 

・・・さてと、

 

色々オアシスの事書いてきたらまた聴きたくなってきたな。

 

寝る前に復習しようっと!

 

ではまた!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サブスクにハマってます。

 

そういえば初めてCDで音楽を聴いたのは中学生の頃だったでしょうか。

 

当時はまだ出始めで、巷ではレコードやカセットテープが主流だったと記憶しています。

 

そんなある日、私は友達の家で初めてCDを聴きました。(曲は何故かバッハの小フーガ ト短調)

その音の響きの素晴らしさは今でも耳に残っています。

 

あれから30余年時が経ち、音楽を取り巻く環境は随分と変わってしまいました。

 

私はそもそもCDを買う派です。

なぜなら、CDにはただ音楽を聴くだけではなく、ジャケットやライナーノーツによってより満足感を得られるからです。

 

その気持ちは今でも変わりませんが、

先日たまたまアップルミュージックのサブスクに登録しました。

最初の数ヶ月は無料ってやつですね。

 

しばらく放置してほとんど聴いてなかったんですが、料金が発生してしまったが為にこれは聴かなきゃと思い使ってみました。

 

実際に使ってみるとこれはホント良い。

音楽好きにはたまらないですね。

 

CDを買うとなると少なからずかしこまって、無駄にならないように色々吟味し、なおかつ、特定のミュージシャンのものしか購入しません。

それはそれで楽しくていいのですが、聴くジャンルは限られてしまいます。

好きな音楽はより深く好きになりますが、新しい音楽を聴く機会は必然的に制限されてしまうんですね。

 

でもこれは違います。

 

そこまで興味がなかったり、

ちょっと気になるなという曲もガンガン聴けます。

 

今までもYouTubeで見たりもしていましたが、

曲数や音質は全然違います。

 

 

 

そんなこんなで今ハマっているのはYMOです。

 

 

今までの個人的音楽嗜好から、シンセサウンドに対してはどちらかというと、アンチな方でした。

しかし、改めて聴いてみると超かっこいい。

恥ずかしいですがこんなにすごいとは思ってませんでした。

いわば聴かず嫌いってやつだったんでしょう。

 

 

 

今はホント便利な世の中になりました。

私はどちらかと言えば便利さによる代償は大きいと思っているタイプの人間です。

 

でもこういう便利さは思い切り享受したいと思います(笑)

(CDが売れなくて大変かとも思いますが…)

 

ではまた!

 

 

 

 

 

 

 

ギターは何本あればいい?

音楽をやっている人にはわかると思いますが、演奏が上達するにつれて、よりグレードの高い楽器を欲しくなってしまうという事はよくある事ですよね。

 

私は音楽カバー動画をYouTubeにアップしている事もあり、原曲を再現する為にも原曲で使用された楽器が欲しいという願望が常にあります。

 

でも実際は値段が高いのでそんな事はできません…。

それにミュージシャンによって使用している楽器が違うので(あるいは曲によっても違う!)現実的ではありません。

 

だけどYouTubeなどのカバー動画を見てると結構オリジナルの楽器を使用した動画があるんですよね。

すごいと思います。

いろんな意味で(笑)

 

皆さんギターって何本位持っているんですかね?

もちろん人によって様々なのは重々承知していますが、保管場所や経済面から複数本持つのは結構難しいと思います。

 

私の場合ギターがメインですが、

現在、エレキが、フェンダージャパンのテレキャス1本。

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フェンダージャパンテレキャス

アコギが、テイラー314ce

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テイラー314ce

もう1本 ヒストリーNT‐04

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ヒストリーNT‐04

あとベースはこちらも島村楽器のオリジナルブランドBUSKERSのベース

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以上でやりくりしています(笑)

 

テイラーのギターは20数万円、ヒストリーは当時で15万位だったかと・・・。

あとフェンダージャパンテレキャスが10数万、ベースは2万円くらいですかね。

これだけでも50万程度はしているのでもっとギターを持っている人は百万以上はかけている事になるかと思います。

 

うーん・・。

私もホントはもっと欲しいけど・・厳しいなと・・。

 

でも実際にはあと最低限フェンダーストラトか、esー335は手に入れたいと思っています。(ホントはもっといっぱいありますけどね。(リッケンバッカ―とかグレッチとかヘフナーのバイオリンベースとか・・)

 

まあほんとキリが無いですよね。

コレクションでは無いけれど色々再現しようとするとギターって何本も必要に

なってきます。

 

 

皆さんはどう考えますか?

まあ今日はちょっとした疑問と愚痴でした。

 

 

 

テイラー314ceで弾いたニールヤングカバーを載せさせて頂きます。


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ではまた。

 

 

 

 

 

 

10月9日はジョンレノンの誕生日。

皆さんこんにちは。

 

今日はあのジョンレノンの81回目の誕生日。

そう、今生きていれば81歳になるんですね。

 

もし彼が生きていればどんな活動をしていたか。

つい想像が膨らんでしまいます。

 

アート活動?執筆活動?ビートルズ再結成でワールドツアー?

 

考えるだけでワクワクしてしまいます。

いずれにしても世の中に影響を与え続けていたことは間違いないでしょう。

 

彼はビートルズとして世界を変えました。

ソロになっても活動家として世界を変えようとしました。

 

そして「イマジン」は現在に至っても普遍的なメッセージを送り続けています。

 

 

 

今、世の中は混沌としています。

 

はたして世界は今後どのように進んでいくんでしょうか。

そして天国のジョンはどんな顔をして見ているのでしょうか。

 

 

彼が生まれたこんな日くらいは、

 

世情に思いを馳せるのもいいのかも知れません。

 


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