ロッキンバードはむせび泣く

音楽を中心として好きな物について語っていきます。

改訂ローリングストーン誌が選ぶ 史上最高の250人のギタリストについて

音楽雑誌の権威とも言えるローリングストーン誌ですが、この度恒例の史上最高のギタリストランキングを改訂しました。

このランキングは我々音楽ファンはもとより多くの人が注目している物であろうと思います。

 

 

 

今回私はこの情報をYouTubeチャンネル「みのミュージック」さんで知りました。

内容がもし普通のランキング?だとしたら特に記事にもしていないかと思いますが、みのミュージックでも語られているように、衝撃的内容だったので思わず記事してしまいました。


www.youtube.com

 

スタートしてすぐに、まず衝撃だったのは、いきなりあのアンディ・サマーズが250位で登場した事です・・・・。

その時点でみのさんも言っているように、不安がよぎりましたが、順位を見ていくとその不安は的中していきます。

 

次に驚いたのが、みのミュージックでは語られていませんが、166位にジョニー・ウィンター

250位までのランキングという時点で今までに比べて150人増えているので、大きな順位の変動は想定されますが、往年のギターヒーローの多くが順位を下げているという点は、なんとも言えない心境です。

 

次に、マーク・ノップラー96位、リッチー・ブラックモアが75位などなど。

 

つまり、今回のランキングを見ていて思う事は、明確な基準が無く(感じられなく)

新しい人、面白いアプローチの人、あるいは思想的な配慮みたいな物が重要視されているという点です。

 

因みに日本人では214位に灰谷敬二、92位にはボリスのWATAさんがランキング。

これはこれで素晴らしいのですが、その他にももっと良いギタリストがいるのでは?と思ってしまいます。

 

そして多くの人が感じていると思いますが、なんと言っても解せなかったのは、あのエリック・クラプトンが35位だったという点です。

この事について多くを語る事は避けます。(お察しといった所でしょうか。)

まあ、ただシンプルにクラプトンがこの順位という事に納得できる人は少ないでしょう。

白人ブルースにおける立ち位置、ハードロックにおける立ち位置、どれをとっても後人に与えた影響は計り知れません。

本来であればベスト3位には必ずと言っていい程入る存在です。

 

皆さんはどう思いますでしょうか。

 

因みに今回表紙の真ん中を飾っている女性はイヴェット・ヤングという方で、私はこの方を知らなかったのですが、SNSを中心に活動してこられた方のようです。

今回のランキングでは155位で、改めて動画を見たのですが、タッピングを多用して、サウンド、メロディともに美しいとても魅力的なギターを弾く方だと思います。

恐らく次の世代を代表するようなギタリストである事は間違いないかと思います。

これはこれでランキングされている事は十分評価される事だと思います。

が、しかし、といった感が否めないランキングではなかったでしょうか。

 

 

今回は250位と大きく人数を増やした事により、純粋なギターリストとしての評価というよりも、新たな視点とでもいいましょうか(あまり多くは言いませんが)を取り入れた事は一部では理解できる一方、本質的はギタリストとしての評価が見えなくなってしまったという点では非常に残念だと思いました。

 

 

 

皆さんはどう思いましたか?

 

 

 

ではまた。